太宰治記念「津軽賞」について
 太宰治(津島修治)は、弘前大学の前身の一つ、旧制官立弘前高等学校を卒業しました。彼の中期の佳品として知られる小説「津軽」(1944年)は、戦局が悪化する中、大人になった著者が出身地を訪れた、という体裁で書かれていますが、地域の地理、人物、社会への卓越した観察眼と、人間に対する深い洞察にもとづいて編まれており、優れた地誌、地域論として読むこともできます。
 弘前大学は、太宰治のこの事績を記念して、高校生を対象とした地域探究論文コンテストを創設し《太宰治記念「津軽賞」》と名付けました。
 
     
     
     
     
  募集部門・分野
自らの地域についてオリジナルな視点で研究し、既定の字数以内で表現した小論文を募集します。
個人部門
1,200字以内
独創的な地域論・地域提案で、
自分の力を試してみよう
グループ部門(3人以内)
2,000字以内
「総合的な探究の時間」のチャレンジ目標として、
グループで応募してみよう
下記の応募分野に即した「地域を題材とする研究」を進めてください。
なお、審査の進行上、応募の際は応募分野を明記してください。
作品については、9月~10月にエントリー、2026(令和8)年1月末に結果発表の予定です。
| 応募分野 1 | 「歴史・文化・社会」 | 
|---|---|
| 応募分野 2 | 「技術・環境・食」 | 
| 応募分野 3 | 「ライフ・健康・教育」 | 
おおよそのスケジュール
 
  ご挨拶
 
          弘前大学は、県庁所在地ではない都市名を冠する唯一の国立総合大学で、5学部(人文社会科学部、教育学部、医学部、理工学部、農学生命科学部)に、多種多様な研究分野を有しています。そして、「世界に発信し、地域と共に創造する」というスローガンのもと、地域貢献のみならず、世界にも通用する教育研究活動を展開しています。
高校生の皆さんにも、地域から世界に目を向けて、様々なことに興味を持っていただきたいと考え、弘前大学では、「地域探究論文高校生コンテスト」を実施し、高校生の皆さんの自由な発想による研究をまとめた小論文を募集することにしました。
高校生の皆さんが自らの地域を研究するとき、「着眼点」「考えるプロセス」「表現」は、人それぞれ異なるはずです。グループ研究でも、得意な「役割」もそれぞれ異なるでしょう。皆さんの「個性」が端的に表出される探究学習を通じて、自分が本当にやりたいこと、学びたいことに気づくはずです。
弘前大学は、この探究学習が皆さんの一生の財産になると考えます。高校生の皆さんのご応募をお待ちしています。
コンテスト概要
- 応募資格
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			日本国内の高等学校に在籍する高校生(学年は問いません) 
- 賞
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          弘前大学太宰治記念「津軽賞」には以下の4つの賞があります。 
 第4回の賞の結果発表は令和8年1月を予定しております。- 
                津軽賞(最優秀賞) 
 [ 各部門 1点 ]
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                優秀賞 
 [ 各部門 3点 ]
 ※分野毎に決定
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                佳作 
 [ 各部門 6点程度 ]
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                特別賞(審査員賞) 
 [ 3点程度 ]
 ※参加者全員に「津軽賞参加者限定・特製太宰クリアファイル」を進呈します。 
 ※応募状況によって、各賞の受賞者数は変動することがあります。
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お問い合わせ
コンテストについてのお問い合わせは下記からお願いします。
		
コンテストへのよくある質問は、こちらのページをご覧ください。
| 問い合わせ先 | 弘前大学 太宰治記念 「津軽賞」事務局(総務部広報・情報戦略課) | 
|---|---|
| 所在地 | 〒036-8560 青森県弘前市文京町1 | 
| TEL / FAX | 0172-39-3012 / 0172-37-6594 | 
| tsugarushohirosaki-u.ac.jp | 
